【異世界おじさん】が面白い話
新元号あけましておめでとうございます! みそじる(しゃとろん)と申します。
元号の切り替わりのときの挨拶って、これであってますかね?
前回はちょっと生後数ヶ月だったので記憶が曖昧なんですよね……。人生で2度目の元号チェンジ。多分死ぬまでにあと1・2回はあると思うので正解があれば教えてください。
さて。GWも前半戦が終了しました。「10日も休みだ! ヒャッホイ!」とか思ってましたが、数えたら僕の休みは9日でしたので、残すところ4日ですね。
4日というと土日*2回分なので、そう考えると少ないですよね……。そろそろ仕事の始まりが憂鬱になってきます。
読書感想文。
さてGWに読んだ漫画を紹介したい企画です。今日紹介するのはコチラ。
異世界おじさん / 殆ど死んでいる - ニコニコ静画 (マンガ)
コミックス2巻発売決定のバナー広告から飛んで読んでみたんですけど、めっちゃツボにハマりました! 1~5話までと、単行本化されてない最新話がWEBで読めますので、コメディ強めなラブコメ(っぽいもの)をご所望の方はぜひ!
あらすじ
17年間の異世界生活から帰還し、ユーチューバーとなったおじさんは語る。異世界で受けた苦難の数々、孤独な戦いの日々の思い出を……。
――でも、だいたいおじさんが悪い。(2巻裏表紙より)
感想
異世界に飛ばされた高校生が、おじさんになって帰ってきたら……というお話。
作品の見どころの1つが世代ずれで、17年間昏睡状態だったため常識が17年前で止まっている「叔父さん」と現代っ子「たかふみ」のジェネレーションギャップがすごい。
ネットスラングなんかも当時(17年前)の認識なので、”w”とか通じないんです。
このコマは死ぬほど笑いましたw
もう1つ。個人的にはコチラが本作の最大の魅力だと思っていますが。
恋愛経験値が乏しいゆえの恋愛フラグのへし折りっぷりがすごい。
「異世界人は美形ばかり」 故にその枠組に入らないおじさんは「オーク」とよく間違われてしまいます。(冒険者に狩られかけたり、初めて訪れる村で村人と戦闘になる程度には醜いモノ扱い)。それに加えて元来の恋愛経験値不足と、青春をゲームに捧げた人間特有の人生感の偏りが祟って、”異世界モノお約束”の女の子とのフラグをどんどんへし折ります。例えば……
おじさん視点ではこんな悪印象。しかし――
圧倒的ツンデレ……!! テンプレと言っても過言ではないっていうかテンプレそのもののツンデレ台詞。けれど17年前に日本を離れてしまったおじさんは”ツンデレ”という概念を知りません。だから上記の台詞も素で言ってます。本気で性格悪いやつに絡まれてると信じています。
しかし孫の顔よりツンデレに慣れ親しんだ「たかふみ」(もとい読者)にとってはこう見えるんです――
2コマ目のたかふみの顔が読者の心境を表してますよね……。もうほんとに!
この時点ではたかふみの想像上でしかないツンデレエルフさんですが、後に【記憶を映像化する魔法】を使ったときにこのまんまの姿で再登場します。
他にも「凍神剣の護り手メイベル」や「神聖魔道士アリシア」といった魅力的な女の子が登場しますが、フラグ立ちそうになった瞬間折れます。大体おじさんが悪いです。
常識知らずな行動からのセルフフラグクラッシュの流れが秀逸で、本当にツボにはいってます。話のテンポが小気味よくて、何度読んでも楽しめる。
現在ニコニコでは15話まで連載中で、ちょうど次回このツンデレエルフさんと初対面するシーンが描かれそうな流れですね。次回更新が5月24日予定とのことですが、続きが早く読みたいです!
上のバナーから公開分が無料で読めますので、GWに一笑したい方はぜひ読んでみてください!
おしまい!